加齢臭が気になリはじめました

主人の体臭についてお尋ねします。

昨年より56歳の主人の体臭がどうも気になるようになりました。
本人はそういう周囲の感じには全く気がついていないようです。この場合どちらの診療科で検査、診察すれぱいいのでしょうか?対処法も含めてアドバイス願います。主人は毎日入浴し、着替えもちゃんとしているのですが、だんだんとその臭いがひどくなっていくような気がしますが、神経質すぎますか?
(52歳、女性)
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資生堂の研究所で2000年12月に、中高年特有の体臭の原因物質が不飽和アルデヒドの2-ノネナール(C9H16O)であることがつきとめられました。資生堂ではこの体臭のことを、「加齢臭」と名付けられたことから、現在一般的名称で加齢臭と呼ばれています。

ノネナールは、皮膚から分泌される脂が酸化してできる成分で、男女ともに性に関係なくこの体臭は青臭さと脂臭さを併せもっており、40歳代以降に特に増加がみられます。自分の体臭や衣服からろうそく・チーズ・古本のような臭いがしてきたら加齢臭と考えていいでしょう。

人間は年齢を重ねるにつれて体が脂の酸化を防ぐことが難しくなり、体臭が強まっていくと考えられています。加齢臭を抑制するには脂の出る量をいか抑えるかが問題となります。これには排せつが重要な役割を持っています。人問の体は脂を上手に便から出すことができない場合には、その余分な脂を皮膚から排出しようとします。

例えば便秘などで便が充分に出ないケースなどでは大腸内の環境が悪くなっていますので、加齢臭の人が部屋入ってきただけでその臭いを感じてしまいます。

加齢臭対策の基本は、以下をおすすめします。

1)喫煙と大量の飲酒を控える
2)動物性脂肪を控えながら野菜を多く食べ、食生活を見直す
3)風呂に毎日入り、体はいつも清潔に保つ
4)抗酸化効果のある健康食品、サプリメントを摂取する

加齢臭自体は機能性香料などで抑制することも可能です。ノネナール自体の抑制には、ノネナールの基質となる脂肪酸である9-ヘキサデセン酸の分解を抑える抗酸化剤と抗菌剤が有効といわれてます。また、緑色野菜、葉物野菜を多く食べたり、抗酸化作用のあるサブリメントを取ることでも効果があります。しかし、脂は日常どうしても出てきますので、頭皮や顔などを常に清潔に保ち、下着をまめに着替えることもいいでしょう。

受診する診療科については皮膚科でもいいですが、食事指導を受けることもおすすめします。どちらかというと内科が適当かと思います。問診では生活習慣も説明し、舌や腹部の診察も依頼しましょう。またた採血でコレステロールや中性脂肪の数値を管理しながら、どのような食生活に変えたらいいのか相談されるといいと思います。